相澤東病院に対し、2016年の創設以来様々なご支援と御協力を頂いた関係各位に心から感謝申し上げます。
入院部門において地域包括ケア病棟のみを有する相澤東病院は、安心して暮らしつづけることのできる地域コミュニティを創るための医療分野での貢献を目的として、地域の医療機関、介護福祉施設、在宅医療サービス提供者、行政などとの連携を強化して入院医療、外来医療、在宅医療、様々な地域活動等を行ってまいりました。
慈泉会は、地域コミュニティと密接な関係を築きコミュニティの安心を担保するための包括的医療を実践する病院を地域型病院(仮称)、その中でも在宅医療を実施する病院を地域密着型病院(仮称)と考えていますが、相澤東病院は地域密着型病院として機能を発揮するためにビジョンを策定しこれまで歩みを進めてまいりました。ビジョン達成は道半ばであり、これからも努力を重ねていかなければならないと思っております。
地方においては少子高齢化人口減少がすすみ、コミュニティが徐々に崩壊しつつあります。そのような社会変化の中で、相澤東病院は相澤病院、地域在宅医療支援センター、健康センター、相澤健康スポーツ医科学センター等との情報共有と協働を充実させ、地域と地域にお住まいの皆様に充実したヘルスケア総合サービスを提供したいと考えています。
相澤東病院は、今後も地域の皆様の声を伺いながら、大胆かつ果敢にモデルなき地域密着型病院の「あるべき姿」に向かって挑戦して参りますので宜しくお願いします。
相澤東病院の役割は、急性期治療のための入院により低下してしまった生活機能や嚥下機能を、全身管理下で安全に集中的なリハビリテーションを行うことにより、早期自宅退院を目指すとともに在宅療養生活を支援することと考えます。
また、在宅療養支援病院として、在宅療養患者さんが、できる限り長く、その人らしい生活を安心して過ごせるよう、かかりつけ医の先生方、訪問看護ステーションなどとも緊密な連携を図り、患者さんやご家族の求めに応じて、緊急時24時間対応しております。
これらを実現するため、スタッフ一同誠心誠意努力していく所存ではございますが、引き続き皆様方のご指導ご鞭撻を賜りますことを心よりお願い申し上げます。
2024年2月6日
更新日:2024/06/01
名 称 | 相澤東病院 |
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施設基準 | 在宅療養支援病院、地域包括ケア病棟 |
病床数 | 54床 |
診療科目 | 内科、脳神経内科、消化器内科、リハビリテーション科、形成外科、乳腺外科 |
開院日 | 平成28年2月1日 |
開設者 | 社会医療法人財団 慈泉会 理事長 相澤孝夫 |
病院長 | 宮田 和信 |
事務長 | 池田 隆一 |
看護部長 | 常田 由賀利 |
医師 | 4名(※非常勤医師は除く) |
看護師 | 36名 |
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准看護師 | 1名 |
看護アシスタント | 1名 |
薬剤師 | 3名 |
理学療法士 | 6名 |
作業療法士 | 4名 |
言語聴覚士 | 3名 |
社会福祉士 | 1名 |
管理栄養士 | 2名 |
介護福祉士 | 14名 |
事務職員 | 9名 |
当院は在宅療養支援病院です
患者さんが住み慣れた地域で安心して療養生活を送れるよう、以下の体制を整えています。
(在宅療養支援病院 施設基準に基づいた体制)
●介護保険施設等の協力医療機関として連携しています
更新日:2024/06/01
公的機関認定・指定 | 保険医療機関 |
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医療機関認定・指定 | 原子爆弾被害者一般疾病医療機関 指定自立支援医療機関(精神通院) 生活保護法指定医療機関 結核予防法指定医療機関 労働者災害補償保険法指定医療機関 難病の患者に対する医療等 指定医療機関 肝疾患に関する専門医療機関 臨床研修協力施設 |
届出を行っている 施設基準 |
【基本診療料】 地域包括ケア病棟入院料1(看護職員配置加算、看護職員夜間配置加算) 情報通信機器を用いた診療に係る施設基準 機能強化加算 医療情報取得加算 医療DX推進体制整備加算1 診療録管理体制加算3 療養環境加算 医療安全対策加算2・医療安全対策地域連携加算2 感染対策向上加算3(連携強化加算、サーベイランス強化加算) 後発医薬品使用体制加算2 データ提出加算2ロ 入退院支援加算1(総合機能評価加算) 認知症ケア加算2
【特掲診療料】 別添1の「第14の2」の1の(3)に規定する在宅療養支援病院 在宅患者訪問診療料(Ⅰ)の注13及び歯科訪問診療料の注20に規定する在宅医療DX情報活用加算 在宅時医学総合管理料及び施設入居時等医学総合管理料 神経学的検査 脳血管疾患等リハビリテーション料(Ⅱ) 運動器リハビリテーション科(Ⅲ) 摂食機能療法の注3に規定する摂食嚥下機能回復体制加算2 生活習慣病管理料(Ⅱ) 外来・在宅ベースアップ評価料(Ⅰ) 入院ベースアップ評価料42 入院時食事療養(1)・入院時生活療養(1) 酸素の購入価格に関する届出 |
急性期治療を終えた、患者さん・ご家族が安心して生活できるよう、相澤東病院スタッフ一同取り組んでいます。「退院時カンファレンス」では、かかりつけの先生にもご参加頂き、ご指導頂くことも多々あるかと思いますので、何卒宜しくお願い申し上げます。
パーキンソン病やALS、認知症の患者さんの療養支援、脳卒中後の痙縮に対するボトックス治療をおこなっております。在宅療養患者のメディカルショートステイにも対応しています。「いのち」を支えるケアとして音楽療法に取り組んでいます。毎月第1金曜日午後3時から、市民公開音楽療法を相澤東病院多目的ホールで開催しています。
相澤病院形成外科と連携しながら、月、火、水、金曜の午前・午後で外来診療を行っております。診療内容は挫創、擦過傷、熱傷などの外傷の他、皮膚腫瘍の外来切除、膿瘍の皮膚切開、陥入爪のフェノール法などです。褥瘡の訪問診療も行います。
基幹病院の総合内科医として勤務した後、直近3年間は国保診療所で勤務していました。家庭医療の考え方をもとに、ひとりひとりに寄り沿った「全人的医療」を提供することを心がけております。一般内科診療だけでなく、様々な病気をお持ちの方(多疾患併存=multimorbidity)、ご高齢で要介護状態など生活面のサポートが必要な方など、幅広くご相談いただけたらと思います。
地域の医療機関をつなぐ調整役として、医療連携センターを設置しています。地域の医療機関からのご要望などに迅速に対応できるよう組織的な取り組みをしています。
診療時間 | 月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 | 日 |
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9:00〜13:00 | ● | ● | ● | ● | ● | − | − |
14:00〜17:00 | ● | ● | ● | ● | ● | − | − |
【診療受付時間】 8:30〜11:30/13:30〜15:30
【外来休診】 土曜日、日曜日、祝日
医療費のお支払いについて
1階総合案内横の自動精算機または会計窓口にてお支払いください。
【会計窓口ご利用時間】平日 9:00~17:00
救急外来のご案内
●診療について
※まず電話連絡してからお越しください。ただし、電話での順番予約はできませんので、ご承知おきください。
機能強化加算について
当院では、地域における「かかりつけ医機能」として、健康診断の結果等の健康管理にかかる相談、保健・福祉サービスに関する相談、他医療機関の処方医薬品を含めた服薬管理、夜間・休日のお問い合わせへの対応および、必要に応じた専門医や専門医療機関への紹介を行っております。
お困りごとがございましたら、1階受付、またはお電話にてお尋ねください。
TEL 0263-33-2500
●相澤東病院は、急性期治療のための入院により低下してしまった生活機能や嚥下機能を、全身管理下で安全で集中的なリハビリテーションを行うことにより、早期自宅退院を目指すとともに在宅療養生活の質の向上を図って参ります。
●在宅療養患者が、できる限り長くその人らしい生活を安心して過ごせるよう、かかりつけ医・訪問看護ステーションなどとも緊密な連携を図り、比較的軽症の急性期医療を展開すると共に24時間体制で患者・家族を支援して参ります。
●これらを実現するため、慈泉会の内部連携を密にし、スタッフ一同一丸となりチーム医療に邁進して参ります。
●地域密着型病院として、広域型急性期病院(基幹病院)には入院するほどでない急性期患者に入院医療を提供することで、患者及び家族の負担を軽減する。
●かかりつけ医との連携により、24時間対応できる往診体制及び訪問診療体制を構築すると共に、訪問看護ステーションとの連携により、24時間対応できる訪問看護の提供体制も確保する。
●生活機能障害の増悪や嚥下機能低下が見られる在宅療養患者に対し、入院による集中リハビリテーションを行うことで機能改善を図り、在宅療養生活の質の維持を図る。
●相澤地域在宅医療支援センターおよび急性期医療を担う相澤病院との緊密な連携・協働により、患者の在宅復帰のための入院医療を提供する。
●相澤病院・相澤地域在宅医療支援センターおよびかかりつけ医・介護保険施設 などの社会資源との緊密な連携による地域包括ケアシステムの構築を推進し、その中心的役割を担い高齢者の在宅医療を支える。
●職員一人一人が在宅療養支援に関わる専門職としての自覚と責任を持ち、 慈泉会内部での連携を強固なものとし、多職種が積極的に協働するチーム医療を基盤に、在宅療養患者に良質な医療を提供すると共に家族の介護負担を軽減する。
私たちは、医療が患者さんと医療者の信頼関係の上に成り立つものであると考えています。この実現には、医療者が患者さん一人ひとりの尊厳と権利を尊重し、患者さんの医療への主体的な参加を支援することが重要です。また、医療は協働作業でもあり、患者さんとして果たしていただきたい責任(義務)を明確にすることが、より良い医療の実践につながるものと考えています。このような考えのもと、「患者さんの権利と義務」に対する皆さまのご理解とご協力をお願いします。
●公平な医療を受ける権利
患者さんは、どのような病気であろうと、また年齢、性別、人種、支払能力などに関わらず公平で差別のない医療を受ける権利があります。
●尊厳が保たれる権利
患者さんは、人間としての尊厳や価値観、信念、宗教などに配慮された医療を受ける権利があります。
●安全な医療を受ける権利
患者さんは、医療事故や院内感染の発生防止及び、院内の保安管理など安全に配慮された医療を受ける権利があります。
●十分な説明を受ける権利
患者さんは、ご自身の医療について、その目的・方法・内容・危険性・予後・病状・経過などについて患者さんに合った方法で分かり易くて十分な説明を受ける権利があります。
●自己決定の権利
患者さんは、医療者からの説明を受け納得した上で、ご自身が医療を受ける権利、あるいは拒否する権利があります。
●他の医師等の意見を聞く権利
患者さんは、ご自身が受けている医療について他の医師等の意見を聞く権利があります。
●情報を知る権利
患者さんは、ご自身が受けている医療及び、医療費について知る権利があります。
●プライバシーが守られる権利
患者さんは、ご自身に関する個人の情報やプライバシーが守られる権利があります。
●意見や考えを述べる権利
患者さんは、当院で受ける医療の全ての側面についてご意見や不服、又は敬意を表す権利があります。
●不快が和らげられる権利
患者さんは、ご自身が持つ不快や痛みに対して適切な評価及び、その治療等を受ける権利があります。
●正確な情報提供を行う義務
患者さんは、安全で効果的な治療や検査を受けるため主訴、現病歴、既往歴、入院歴、手術歴、内服状況、疼痛、アレルギー及び、他の健康問題について正確な情報を医療者に伝える義務があります。
●医療者とのコミュニケーションへの協力義務
患者さんは、ご自身が受ける医療に関して不明な点や不安がある場合には自ら質問をすることや自己の気持ち・考えを伝えること、又は必要に応じてカンファレンス等に参加する義務があります。
●治療に関わる指示やアドバイスを遵守する義務
治療効果を最大とするため、医療者からの説明に基づいて同意された治療計画等を遵守する義務があります。よって、医療者の指示やアドバイス又は治療計画等に従わず生じた結果についての責任はご自身にあります。
●他の患者さんへ配慮する義務
他の患者さんのプライバシーや個人情報及び、権利を尊重する義務があります。また、他の患者さんに迷惑を掛けないために当院で定めたルール等を守る義務があります。
●迷惑行為等を行わない義務
他の患者さんや見舞客及び、職員等に対していやがらせ、暴言、セクハラ等の反社会的行為などを行ってはなりません。なお、迷惑行為と認めた場合には法的責任が問われる場合があります。
●医療費の支払義務
当院で受けた医療に基づき請求された医療費について、必ず外来受診当日又は退院日、若しくは当院が指定する期日までに支払う義務があります。
「相澤東病院新聞」は、2017年4月より発行をスタートしました。
2024年
2023年
2022年
2021年
2020年
2019年
2018年
2017年
特別療養環境室
部屋タイプ | 部屋番号 | 室料 |
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特別室 | 8021・8031 | 11,000円/日 |
個室 | 8201・8202 | 8,800円/日 |
個室 | 8025・8026 8035・8036 |
6,600円/日 |
2床室 | 8022・8032 | 550円/日 |
相澤東病院所在地
〒390-8514 長野県松本市本庄2-11-16
TEL 0263-33-2500 FAX 0263-37-5051
アクセス方法
●JR松本駅から
タウンスニーカー南コースで/17分
タクシー/5分
徒歩/20分
●お車でお越しの場合
松本ICより/約20分
〒390-8514 長野県松本市本庄2-11-16